2017年10月




つらつらと僕の気に入ったところのメモメモ。

感想とかではないです

少しネタバレになるかも知れないので読んでない人は読まないほうがいいかも?



僕はここに弁当を届けたことがあるんですよ
と私は言った。
驚いたことに彼女はその時のことを覚えていた。
代金を渡した時、あなたの手がとても冷たかったのを覚えています
あれが初めてお弁当を宅配してもらった日だったのですが、それきり宅配を頼むのはやめてしまいました。
あの手がとても冷たくて、可哀想でしたから
そう言って彼女はすまなそうに笑った。 



君、名前は?
武藤と言います
いま、ためらったね。どうしてためらったの
天城さんは言った。
そうですか?
私はそ知らぬふりをして言った
まあいい。これからもよろしく
と言い、闇を塗り込めたような小箱を手元に引き寄せた。


私も長く大学にいた。あんまり長く居座ったんで、しまいにはおいだされた。あの頃が一番楽しかったような気もするし、あの頃はあの頃で不愉快だったような気もする。よくわからないものだね。
私は黙って聞いていた。へたに口を開くと、抜け出せない会話の迷宮へずるずると引きずりこまれそうな気がした。天城さんが人の話をききたがるのもおかしい。天城さんは私がするような世間話に興味があるのではない。漠然と何かほかのものに興味があるのだと思った。 


いま、こうして京都に戻ってきてみると、とても落ち着いているのです。東京にいる頃はいつも怖がっていたのです。他の人たちにも慣れてゆくのだから、 いずれ私も慣れることができると思っていたのですけれど、どうしてもその怖さがなくならなかったのです。いつも胸が痛いぐらいドキドキしていました。やはりむいていなかったのです。
夜遅くに一人でおきていて、なんだか、わけもなく怖くなることがありませんか
ときどき、あります

朝になれば、なぜあんなに不安だったのかわからなくなるでしょう。それと同じなのです。東京はいつも夜なのです
彼女は言った。  


布団が二人の体温で暖かくなり、柔らかくなった。私は彼女の額に自分の額を押しつけた。彼女は前髪の隙間から見上げるように私を見た。彼女の冷たい頬に唇を当てて、彼女の匂いを嗅いだ。彼女の不機嫌の石がようやく溶けた。



こんばんは(*・ω・)ノ 




最近は僕の中でこの問題が結構悩んでいる点でした。




 何人かの面白いブログを見ていたら、更新頻度が少ないが
中身が面白いので読者がたくさんできているというブロガーをみて
やはりそっちの方がいいのかなぁ...


なんておもっちゃってました。


時間かかって頻度が落ちてもいいから
なるべく、しっかり調べた上で記事を書く方向に移行しよう!


と意気込んでいました。


でも、 僕の性格的に怠けものなのでこれをしてしまうと

明日でもいいやっていっていい感じのところでも明日に回してしまう。




それで気づいたら何日か放置して
あっそういえばこんなんあったな!!!



なんの話だっけ。。。



内容忘れたー!!!.。゚+.(・∀・)゚+.゚






それじゃあまったく意味ないじゃないかー


クオリティがどうとか言って
やらずにおわってしまうやつー



レポートがんばろって意気込んでたのに
結局ぎりぎりまでなんもせず
最後らへん友達のほとんどうつすやつー.。゚+.(・∀・)゚+.゚





そういうわけでやる気やアイデアには鮮度があるので
とくに自分は怠けるタイプだなって人はどうせグダグダになって終わるのが
おちなのだからやっぱり質をおとしてでも
期限を決めて量をどんどんこなすべきだという結論に至った。 







 莫大な量をこなして最強になったひとたち




もうこれはあえて挙げる必要もないくらいたくさんのひとがいる。


むしろ、量をほとんどこなさず少ない実験や試行で
いきなり有名になった人を探すほうが大変だろう。


あの天才発明家エジソンは1万回の失敗をしたといわれている。
つまり、1万回の実験をおこなったということだ。

もはや人間じゃなくてロボットなのかと疑うくらいの量だといえる。
質に関しても1万回失敗しているわけなのだから手探りで質の悪い実験もあったはずだ。


太宰治も200ほど作品をだしている。
全部が面白いなんてことは絶対にないだろう。




無駄に高い靴イージーブーストで有名な
音楽プロデューサーのカニエウェストもミュージシャンを目指していた際は毎日5曲歌を作っていたらしい。




量をこなすことこそが正攻法。

っということなので
量さえこなしていれば、結果はでるのであとは何も余計なことは考えなくていい。








量をこなしているのにまったくうまくいかない人たちは?





たまに毎日やっているし、ずっと続けているのにダメな人がいるが
それは全くもってどうすればいいのか考えずに
自己満足でやっている人たちだと思っている。



野球でいえば、めちゃくちゃなフォームでてきとうに毎日500回素振りをするような
動画投稿でいえばまったく編集しないだとか、ブログでいえばおまえは芸能人かといいたくなるくらい
少ない文字数でなおかつ私的な日記だけを毎日更新しているとか。 


一見おなじように量をこなしているように見えるが、適当なフォームで500回ふれば意識している人より倍の速度でふり終わるだろうし、動画も毎日投稿していても編集していなければ作業量は圧倒的にすくないので倍以上の時間でおわるだろう。
「おはよう!今日は抹茶フラペチーノをのんだよ♪やっぱり抹茶はフラペチーノ...」
と書くのとスタバのことについて徹底的に調べた上で2000文字ほどの記事を書くのでは
10倍以上作業時間がちがってくるかもしれない。

つまり、結局莫大な作業量をやっている風なだけで使っている時間とエネルギーからしてもうすでにちがうのだから量をこなしているとはいえない。


そういう人たちのせいで、質より量だとかいうつまらない議論がでてくるだけであってエネルギーを消費していない人たちに対して同じ量をこなしているという見方がそもそも間違っている。




まとめ



続けても伸びないのは一部の例外。

質を重視しないといけないかとかそんなことを考えている人間は
真面目な人間なので一部の例外ではない。

つまり、ここに行きついたあなたとこの記事を書いている僕は

おとなしく量だけこなせばよい。 

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